沿革

代表取締役会長小林照男は昭和37年(1962年)、 医療⽤滅菌器及び酸素関連医療機器の医療機器を製造する株式会社医器研を創業。以来40年を経て、平成14年(2002年)9月、新分野のビジネスモデルを構築すべく、株式会社医器研の社⻑を引退し、新たにテルコム株式会社を創業した。令和4年(2022年)に株式会社日本動物高度医療センターに株式譲渡し、代表取締役会長を退任した。

小林照男が関わった主たる開発商品

1962年 (S37) 株式会社医器研を創業、代表取締役社長に就任。
人工蘇生器の開発。仮死状態で出産し、 自発呼吸ができない新生児を蘇生させる、酸素を動力源とした 自動式人工呼吸器。
1965年 (S40) 病院設置用及びポータブル型、各種酸素吸入装置の開発。
病院・診療所・学校・スポーツ施設・会社医務室などで用いる緊急時の 酸素吸入装置。全国医師協同組合連合会指定商品第1号(JMC-1型)に採択。 炭鉱災害時の救助器具として、全国労働安全衛生協会推奨商品に認定。 救急車搭載用酸素吸入装置の型式承認を受ける。
1967年 (S42) 無痛分娩麻酔器(サンラック)の開発。 北里大学産婦人科、長内教授の「陣痛の苦しみから解放させてあげたい」 との想いを原点に開発され、陣痛の進み具合に合わせて麻酔深度も自在に変えられる分娩専用麻酔器。
1977年 (S52) EOG滅菌器(ゼンメル)の開発。 心臓ペースメーカー・心臓弁・人工骨頭・脳外科器具・各種カテーテルなど、 ハイテク医療器具・材料を損傷することなく、信頼性の高い滅菌を施すことのできる特殊滅菌器。
1988年 (S63) 酸素濃縮器の開発。部屋の中の空気を、酸素と窒素に分離し、 酸素だけを選択的に患者に吸入できる装置。 吸着式酸素濃縮器と言い、ボンベを用いず安全に在宅での酸素吸入が可能となった。

会社沿革

2002年 (H14) テルコム株式会社を創業。
酸素濃度計の開発。
2003年 (H15) 小動物専用の酸素吸入装置(酸素濃縮器)を開発。
人間とは異なり、ケージ内で酸素吸入しなくてはならない小動物に対し、 適切な酸素濃度を維持し、呼気から排出される二酸化炭素の蓄積を防ぐ特殊酸素濃縮器の開発。
2005年 (H17) 低濃度酸素吸入装置の開発。
運動選手が、高地の酸素濃度の低い環境下で行う高地トレーニングを、 平地で簡単に行えるよう、通常の空気より酸素濃度を低く、窒素濃度を高くすることを可能とした装置。
2016年 (H28) H-16を開発。
毎分10L 安全な45%濃度で供給(約90%への切替可)する酸素濃縮器。
2017年 (H29) ケージ内ガスモニター(セーフ・アイ)の開発。
ICUやケージ内の酸素濃度、二酸化炭素濃度、温度、湿度をモニターする装置。
2022年 (R4) 株式会社日本動物高度医療センター(JARMeC)に株式譲渡し、連結子会社となる。
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